英語嫌いは昔の話! フランスでの英語教育


英語嫌いは昔の話! フランスでの英語教育

フランスと言えば、歴史的に見てイギリスと仲が悪い国でした。また長年「英語の喋れない国」という不名誉なレッテルを貼られてきました。

そんなフランスの英語事情が変わりつつあります。フランスの現在の英語教育事情をご紹介します。

日本よりも早かった早期英語教育

2018年より日本でも『小学校3年生からの英語教育』が始まりますが、フランスでは1989年ごろからすでに始まっていました。

早期からの英語教育、とくに11歳より前から英語を勉強すべきだという意見はフランスでも根強く、それに基づいて小学校低学年や中学年の頃から英語に触れさせていたのです。

そして現在、2005年の教育制度の変化によって、フランスの子どもたちは5歳から英語と触れ合うようになりました。

フランスの学校の授業風景

英語嫌いは昔の話! フランスでの英語教育

フランスは学校のカリキュラムを政府が決めていますが、細かい時間数や指導法、使用教材などは各学校で自由に決めることができます。中にはテキストなどを買わず、自分で授業の教材を作る先生もいるのです。

また、授業を受ける生徒の数も少人数制を導入しており、生徒1人1人に細やかな指導ができるように考慮されています。

さらに、生徒の英語力に合わせて生徒の学年以外の授業を受けさせることができるのです。たとえば3年生の生徒でも英語力が備わっていれば4年生の英語の授業を受けることができますし、4年生で英語が苦手であれば3年生の授業を受けることができます。

フランスと日本が抱える英語教育の課題

英語教育において、フランスと日本は似たような課題を抱えています。まずは英語を話せる先生の数です。日仏ともに、教える側である教師が流暢に英語を話せないということがザラです。もちろん文法や熟語を教える場合には充分な実力を持っていますが、「実用的な英語」を求める親側との間に、需要と供給の齟齬が生じています。

また、最近になって日本は「4技能」式の英語に力を入れるようになりましたが、フランスでも「読む」「書く」の2技能にばかり力を入れるという傾向があります。フランスでは何度も教育制度改革が行われ、早期英語教育を取り入れることで幼いうちから「話す英語」を学ばせ、その対策を取ろうとしています。

日仏ともに、英語教師の質の向上と「4技能」式授業の充実が急務です。

フランスが英語に力を入れる背景

フランスが徐々に英語教育に力を入れるようになったのは、英語が国際語になりつつある国際的な動きを見てのことでした。

 

かつてフランスはイギリスと肩を並べるほどの植民地所有国で、他の言語を学ぶ必要がなかったという背景があります。

しかし資本主義経済の流布においてイギリスに遅れをとり、さらにはイギリスと同じ英語圏国家であるアメリカの経済的な台頭によって、世界における言語のニーズは英語へと傾いてしまいました。

このままでは国際的な場で不利な立場になる。自分たちの要求を正確に伝えられなくなる。このような危機感を抱いたフランスは、英語教育に力を入れ始めたのです。

日本とフランスは共に英語圏の国ではないという共通点があります。それでもフランスの方が英語教育において、日本の一歩先を行っているということが否めません。私たちはフランスの英語教育から、多くのことを学べるのではないでしょうか。


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