子供の英会話『小3から英語教育』の影響は?


英語教育が小学3年生からになる

外国人教師と女の子 昨年9月に東京オリンピック開催が決定したあと、10月には日本のグローバル化の課題の一つである英語教育が、現在の小学5年生から小学3年生へと前倒しすることになりました。

また、現在英語は正式教科扱いではありませんが、この変更を機に小学5年生から正式教科となり成績評価が導入されることになりました。目的は「世界で活躍できる人材育成」にあります。文科省では東京オリンピックが開催される2020年までの実施を目指しています

 

日本人が英会話できない理由は?

教育イメージ 英会話するために必要なのはインプット量です。現時点で日本は日常的に英語が必要とされないため、小学校から高校卒業や大学卒業まで、英語圏で生活する数ヶ月分程度のインプットしかありません。例えば日本人が日本語を習得するためにかかっている時間は非常に長く、吸収の良い子供の頃から延々と日本語に触れ続けて今のレベルになっています。小学生ぐらいの子の国語レベルも決して高いものではありません。

英語に関してもインプットする量というのは非常に大切です。ラクラクと英会話をマスター出来る方法というのはありません。そういう意味では今回の小学3年生から英語を始めるという学習指導要領の改定に関しては正しくはありますが、それでも英会話を行うためには圧倒的にインプットが足りません

 

学校での英語学習の問題点

教室の机 学校での英語学習はあくまでも「受験のためのもの」であり、英会話によりコミュニケーションを取るためのものではありません。言語を話せるようになるために必要なコミュニケーションを軽視し、単語や文法などに偏重することで難しいという印象を与え、子供を英語から遠ざける要因となってしまっています。 このイメージを小学生の頃から与えないような授業を行うことが、まずは各小学校の課題となるでしょう。

あくまでも英語というのは、意思疎通を行うためのコミュニケーションツールです。綺麗な発音や、入り組んだ文章を構築することよりも、双方の意思を伝え合うことが出来るというのがコミュニケーションツールの目的です。そのことを改めて認識して、聞くだけ、発表するだけ、といった授業を脱することが学校の英語学習の課題ではないでしょうか。

 

積極的に英会話を行うことが解決への糸口

授業中に手を挙げる小学生男女 日本人は英語を「喋れても喋らない」ことが多いです。これは留学した際や、英会話スクールなどに通った際も同様で、日本人同士で日本語を喋ってしまうということが良く起こります。また、シャイなため英語の発音を良くしようとする姿勢を見せるのを嫌うなど、英会話に対する積極性が欠けます。問題は学校や環境だけでなく学ぶ側にもあるのです。

英会話に対して積極的になることが、一人一人の英語力を向上させるための近道と言えます。授業への参加に積極的な小学生のうちから英語の授業を始めることで、この障壁が少しでも軽減されると良いですね。


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