英語が苦手なママでも、子供をバイリンガルに出来る?


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「バイリンガルになれなきゃ英語を勉強している意味はない」なんて事は全くありませんが、自分の子供をバイリンガルに育てたいという親御さんは年々増えているように思います。

バイリンガルとは二ヶ国語話者を指します。
特に、日本においては日本語と英語の二ヶ国語どちらも流暢に話せる人の事を指す場合がほとんどです。日本語は日本で暮らし、日本人の親に育てられれば当然のように流暢に話せるようになりますが、英語の方はそうはいきません。
英語が苦手な親御さんは「英語も苦手だし、海外で暮らす予定もないからバイリンガルに育てるのは無理かも…」と、お思いかもしれませんが、そんな事はありません。
今回は子供をバイリンガルに育てるためのコツをご紹介します。

 

バイリンガルには早めのスタートが鍵

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バイリンガルというと、国際結婚や、生後間もない時期からの海外生活により二つの言語を同時進行で吸収していく『同時バイリンガル』が一般的なイメージかと思います。
しかし、両親共に日本人でもプリスクールなどで3~4歳頃から英語環境に身をおく『早期継起バイリンガル』もいます。更に、5歳以降から第二言語を習得した場合『後期継起バイリンガル』と呼ばれています。

しかし、その一方で、言語吸収能力は12歳くらいまでがピークとされており、それ以降は新しい言語発音に対してどんどん耳が衰えていきます。そこから英語を学ぶのは、カタカナ英語から離れるのが困難になり、バイリンガルと呼べるような流暢な英語を身につけるには遅すぎるといっても過言ではありません。“流暢な英語”を話すバイリンガルに育てるためには、早期教育を意識するのが必須となります。

 

ママも一緒に楽しむのがポイント

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英語が苦手な親御さんは、どうしても子供の英語教育から自分を遠ざけてしまいがちです。しかし、親御さんの得意不得意に関わらず、ママが一緒に子供英会話を楽しむ事で子供がバイリンガルに育ちやすいと言われています。

これにはミラーニューロンという神経細胞の働きが大きく関係しています。
ミラーニューロンは「脳の鏡」と言われるもので、子供は親や周囲の大人の感情を映し出し真似る傾向があります。これは生後まもなく備わり、これがあることで子供は成長していくと考えられています。
赤ちゃんに笑いかけると、笑い返してくれるのもこの働きです。子供は人の行動を見て、まるで自分が同じ体験をしているように脳が働くのです。
そしてこのミラーニューロンの活動は、二人の関係が親密なほど強力と言われています。
つまり、一番身近な存在であるママが楽しみながら英語を学んでいるのを見ると、子供も同じように楽しいと感じながら子供英会話に励むようになるのです。

 

バイリンガルに育てる教育法

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では子供をバイリンガルに育てるためにはどうすればいいのか?
基本的には子育てをする上で欠かせない『絵本を読み聞かせる』『歌を歌う・聞く』などを、英語のものを使って一緒に楽しむようにしましょう。
ここで注意したいのが、あまり自分の発音に自信のない親御さんは中途半端に英語で話しかけない事です。子供が間違った発音を身につけてしまう可能性があるので、そういった場合は音楽やDVDなど一緒に視聴して楽しめるもので学ぶのがおすすめです。

バイリンガルに育てる為にはこういった学習に加えて、『会話してくれるネイティブの話者』の存在が必要不可欠です。完璧なバイリンガルにするには、日本語も英語も同じようにやりとり出来る環境に身を置くのが最良の方法となります。日本にいる限りインプットだけで流暢な英語を身につけるのは難しく、しっかりと会話出来るネイティブの講師が必要となります。
親御さんのどちらかがこの講師の役割が出来れば良いですが、それが出来ない場合は家庭の学習と別に子供英会話で英語のやりとりが出来る時間をしっかりと作ってあげるようにしましょう。


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