福島市の中学生派遣団がオーストラリアで感じた事とは?
福島市の中学生海外派遣団が10月6日~12日までの日程でオーストラリアを訪れました。これは福島県が行っている、異文化の体験や交流を通して英語を学びながら国際的な視野を身につけることを目的としたプロジェクトです。
プロジェクトの概要
福島市中学生派遣団には市内の中学2年生29人が参加し、小林香市長が団長を務めました。福島市中学生派遣団はオーストラリアの学校を訪問し、交流を深めると共に海外でしか出来ない貴重な体験をし、今後の学習に生かしていきたいとしています。
ホームステイをしながら中学校で交流会や英語の授業に参加する子供達には、二人一組で学校生活を送る同世代の生徒「バディ」を与えられます。このバディは同世代の海外の子供達がいったいどんな生活を送っているのか、どういったことを考えているのかがわかる良い話し相手でしょう。
現地で子供達が感じたこととは
現地で子供達が感じたこととは福島市中学生派遣団は英語の授業の一貫として、自らのバディにあてた手紙を書いて実際に贈り、芝生に座って英語で会話を交わすなど、日本国内の学校では出来ない実体験としての英語学習をしました。
ホームステイ先では福島県の復興についても伝える機会があり、中には福島県の文化へ興味を持ったと話したホストファミリーもいたようです。
このようにお互いの国の文化の違いを実感したり、話し伝えたりする機会は福島市中学生派遣団の子供達にとって大変貴重なものとなったはずです。
この体験が英語への自信に
英語のレッスンでは2つの教室に分かれ、オーストラリアの7州の特徴や名所、生息する動物などを学びました。また、英単語が意味する絵を探したり、英文を繋げて完成させたりする勉強をゲーム形式で行いました。
このような手応えは、日本の学校の机上の勉強だけでは得られないものです。
英語というのは、実際に英語で会話する相手がいるからこそ自分の中で自信になっていき、また学んできたことがしっかり通じるかどうかの確認作業も出来るのです。
これはお子様に英語を習わせる上でも同様の事が言えると思います。英会話教室でも必ずこの“英語を得意とする人と英語を使って会話する”というプロセスが必要となります。自分の伝えたい事がしっかり伝わっているということは、英語上達の上では何よりも自信に繋がります。
そしてこの自信が、お子様の英語学習における楽しさや意欲になっていくのです。
これからもこのようなプロジェクトの機会を増やし、子供達が異文化との交流を楽しみながら英語への自信をつけられるようにしていく事が大切ですね。