【フィリピン&フィンランド】なぜ子供の頃から英語が上手なの?


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フィンランドの公用語は英語でないにも関わらず、子供から大人まで英語を使いこなします。一方、フィリピンでも日常生活において英語の必要性を強く認識しているため、高い英会話力を誇っています。

なぜ、フィンランドやフィリピンなどでは子供の頃から難なく英会話を行うことができるのでしょうか。フィンランドやフィリピンの子供を取り巻く英語環境を見ることで、日本との違いが明らかになるはずです。

 

英語が公用語と勘違いされるほどの英語力「フィンランド」

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現在のフィンランドのカリキュラムでは、小学3年生から正式な英語の授業が行われます。また自治体によっては、小学1年生から英語を授業に組み込むこともあるようです。こういった点は日本と似ているといえるでしょう。

しかしフィンランドの小学3年生の授業では、英語の基本となるBe動詞曜日などの名詞リーディングの練習などを行っています。また、英会話で使うような口語的な表現も学ぶということです。
さらに小学5年生にもなると英語の文法で欠かせない現在形や過去形、不規則活用といったものを授業で勉強します。こういった点は日本と大きく異なりますね

このような学校での英語の授業だけが学びの場ではありません。英語圏から輸入したテレビ番組などは吹き替えされていないため、英語による音声を耳で聞きながらフィンランド語の字幕を見るので、自然と子供にとっての英語の学びの場となっているのです。

 

言語習得が生活の一環!?「フィリピンの英語事情」

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フィリピンは7000以上の島々から成り立ち、120以上の言語が使われていると言われています。このようなフィリピンでは、出身地の現地語(セブ島出身ならセブアノ語)と英語タガログ語3つが公用語です。

一方で学校や新聞、テレビや広告、レストランのメニューや街中の看板、ビジネスでの契約書などは、基本的に英語を使用します。フィリピンの人々にとって英語は欠かせない言語であり、多くの民族文化繋ぐものでもあるのです。

約50年間アメリカの植民地だったことから、アメリカの影響が強く残っていると感じられるのがフィリピンの教育制度でしょう。というのも授業のほとんどが英語によって行われるため、子供の頃から自然と英会話力が鍛えられます

このような特徴があるフィリピンでは、多言語を習得することが日常生活のなかに組み込まれているため、自然と言語習得センスも磨かれると考えられます。


こういった英語環境が、子供は小さい頃から英語を不自由なく使いこなすことが出来る要因の1つとなるのでしょう。
日本の英語教育も大きな転換期を迎えていますが、このような英語環境が整うまではまだまだ時間がかかりそうです。まずはフィンランドとフィリピン、それぞれの英語環境を参考にしてお子さんの英語環境を整えてみてはいかがでしょうか。


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