子供でも十分楽しめる! 英語を使った簡単な遊び4つ
英語に興味をもってもらおうと、CDやDVD、絵本などで子供に英語と触れさせる機会を作っている親御さんは多いでしょう。もちろん、英語に興味を持つためにはこういったツールを使うのはとても効果的です。
しかし、出かけ先にこれらを持っていくのは荷物になってしまいますよね。そんな時オススメしたいのが、ちょっとした時間で行える英語を使った遊びです。
子供は好きな遊びをすると脳が普段よりも活性化すると言われているため、まさに一石二鳥と言えますね。英語を使った簡単な遊び4つをご紹介しましょう。
英語でジャンケン!
日本ではなにかとジャンケンで決めることが多いため、ここでも英語を摂り入れることでより英語が身近に感じられることでしょう。
■グー…rock/stone
■チョキ…scissors
■パー…paper
として「rock, scissors, paper, rock, scissors, paper, 1,2,3!」の3の部分でジャンケンします。「1,2」の部分で、手を後ろに隠す、手をグルグル回すなどのアレンジを加えても良いでしょう。あいこだったら「1,2,3!」と続けてジャンケンします。
そして勝った負けたというのも英語で言います。
「I/You win!」 (ボク/キミの勝ち!)
「I/You lose!」(ボクの/キミの負け!)
これなら今日から取り入れることができそうですよね。
体を使ってリズムゲーム!
もしかしたら、幼稚園や保育園などで行ったことがあるお子さんもいらっしゃるかもしれません。「Head, Shoulders, Knees and Toes」という歌詞と曲に乗りながら、歌詞で出てきた体の部位をタッチします。
スピードを変える、歌詞を体の部位以外の身近な持ち物に変える、などのアレンジをすることができるため、数人で行うとよりゲーム性がアップします。
英語独特の単数形や複数形といった概念に触れられるだけでなく、日本語に訳すことなく英語単語をそのまま覚えられる、リズム感も鍛えられるといったメリットもあります。
英語でしりとり!
幼稚園や保育園に通う年齢のお子さんには難しいかもしれません。簡単な単語が身についている小学校低学年以上のお子さんにオススメしたい遊びです。
普段行っているしりとりのルールと基本的に同じです。スペルの最後の文字が、次の最初の頭文字になります。例えばdog→game→earthといったイメージです。
日本語と違いnで終わっても問題ありません。nから始まる英単語は多いため、長く続けることができます。時に親御さんがヒントをあげるのも良いですね。
遊びながら英語を発音し、スペルを覚えられるため英語の上達にも役立ちます。
英語の早口言葉!
英語では早口言葉をTongue twisterと言います。ポピュラーな早口言葉をご紹介しましょう。
「Selfish, shellfish.」(わがままな貝)
「She sells sea shells by the sea shore.」(彼女は海岸で貝殻を売る)
「A big black bug bit a big black bear.」(大きな黒いカブトムシが大きな黒い熊を咬んだ)
「The rain in Spain stays mainly in the plain.」(スペインの雨は主に平野に降る)
「Betty bought a bit of bitter butter and made a bitter batter,
so Betty bought a bit of better butter and made a better batter.」
(ベティーは苦いバターをひとかたまり買い、苦い生地を作った。だからベティーはもっと良いバターをひとかたまり買い、もっと良い生地を作った。)
最初は短い文から挑戦し、どんどんと長い文をキレイに早く発音できるかをご家族で競うのも楽しいでしょう。普段あまり英語に親しんでいない親御さんがこの早口言葉をマスターしようとすると大変なはずです。お子さんとぜひチャレンジしてみて下さいね。
大人よりも子供の耳は柔軟なため、小さいうちからこのような早口言葉で英語の発音に触れておくのは、効果的と言えます。
英語を母国語としている子供もこのような言葉遊びを通じて英単語を覚えてきます。英会話スクールだけでなく、自宅でもお子さんが楽しんで英語に触れられる遊びを一緒に行ってみてはいかがでしょうか。