2020年度から、小学校の英語授業が大きく変わる!


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小中高校の教育方針が定められている学習指導要領は、約10年ごとに改訂されています。去年11月の諮問以来、学習指導要領を全面改訂することになり、検討が進められてきました。
そして2015年8月5日、文部科学省におかれている審議会、中央教育審議会の特別部会で、教科ごとの基本方針が示されたのです。

英語を教科化するにあたり、一体どのような変化が起こるのでしょうか。

 

小学校の英語の授業は、どのようになる?

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発表された学習指導要領によると、現在小学5年生から行っている外国語活動を3年生から始めるとのことです。そして、5年生からは正式な教科として英語の授業を行う予定と言われています。

というのも、現在行われている外国語活動では、「聞く」「話す」を中心に週1回のペースで行われているからです。このような学習方法では、中学校に上がった際に「読み」「書き」を学ぶ英語の授業に移行するのが難しい、といった課題がでていました。
こういった課題を解消するためにも、小学校5年生から英語を正式な科目とすることで、中学校での「読み」「書き」が習得しやすくなることが期待できます。

脱ゆとり教育で授業時間が大幅に増えたことにより、授業時間をこれ以上増やすことは難しいですが、早朝学習や昼食後に短い時間の学習時間を設けると見込まれています。

さらに中学校では英語の授業を英語で行う予定ですので、早い段階から英語英会話に触れさせることは、英語の授業をより理解しやすくしてくれるのではないでしょうか。

 

高校での英語の授業は?

高校の英語の授業に関しては、英語を話す力書く力強化する必要性から、他の教科の科目を見直すことが行われています。

例えば、日本史と世界史を融合して主に近現代史を学ぶ歴史総合や、政治参加意識を育むため公共といった新科目を設置する計画です。特に高校教育は大学入試も見据えたうえで、大幅な見直しが行われる予定です。


新科目名などはいずれも仮ですが、中央教育審議会は2016年度中に新指導要領案を答申するとのことです。
それにより、小学校は2020年度から、中学校は2021年度から全面実施され、高校は2022年度から学年ごとに順次実施されます。

ぜひ全面実施される年度にお子さんがいくつになっているか計算し、その時に必要になる英語能力を前もって備えておくと安心です。英会話スクールやオンライン英会話など、現在ではさまざまな教室がありますので、ぜひお子さんに合った教室を探してみて下さいね。


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