国際人に育てたい!講義がすべて英語で行われる大学は?
近年世界中の距離がどんどん近くなり、グローバルな人材が求められています。
日本国内の企業でも国外の現地法人を作っているところは多く、社内での会話をすべて英語にするなどして話題を集めた企業もありました。
こんなグローバルな世の中ですから、子どもを育てる際には国際人的な感覚を養ってあげたいものです。
そのためにも、お子さんを大学に進学させるなら英語で授業が受けられる学校がいいですよね。
そこで今回は、講義がすべて英語で行われる大学をご紹介していきます。
国際基督教大学(国際キリスト教大学)
英語で授業が行われている大学として、まず挙げられるのが国際基督教大学(国際キリスト教大学)です。
ここでは、リベラルアーツ英語プログラム(ELA)という英語教育の専門プログラムが組まれています。
ELAでは「異文化間コミュニケーション」などのテーマに沿って、文献調査をしてディスカッションを行ったり論文を作成するなどの作業に取り組みながら、英語を使って主体的に考える力を身につけることを目標としています。
また、ELAによって実践的な英語力が磨かれることも目指していて、入学当初から高い英語力を持った学生なら短期間で大きく力を伸ばすことができます。
上智大学国際教養学部
上智大学国際教養学部では、入学時に英語力を測るためのプレイスメントテストが実施されていて、弱点がある場合は、補強を目的としたクラスに入ることを推奨されます。
プログラムとしては、1年のときは基礎教育を受け、2年次後半から「国際経営/経済学・社会科学・比較文化」の3つの専門分野から選択することになります。
早稲田大学国際教養学部
早稲田大学国際教養学部では、少人数クラス(20人以下)と60人~70人の一般講義クラスが用意されています。
オクスフォード大学やケンブリッジ大学、コロンビア大学、北京大学などへの留学も多く、国際学生寮WISHに入寮することもでき、多くの学生が入寮しています。
また、教員の3分の1が外国人であり、早稲田大学の図書館は日本で第4位の蔵書数を誇っているのです。
立命館アジア太平洋大学
立命館アジア太平洋大学では、特徴的な2言語教育が行われます。これは、一つの科目を日本語と英語の講義のクラスを併設するという方式で、学生が好きな方を選択できます。学生や教員の約半数が外国人という国際色豊かな大学で、企業による卒業生の評価も大変高い、優秀な大学です。
秋田国際教養大学(公立大学)
公立大学で英語授業が行われている大学として、秋田国際教養大学があります。
ここでは、1年間の留学が学生全員に義務づけられていて、TOEFL550以上のスコアをとることが条件となっています。
さらに英語でのコミュニケーション能力養成のため、1年間外国人留学生と一緒に学生寮にて生活することになります。
入試レベルは東京外国語大学並に高い難関校で、入学後も4年間で卒業できる学生は50%しかいないという厳しい環境です。そのため、学生の成長が大きく期待できる大学でしょう。