英語学習にも応用できる「レバレッジ勉強法」とは



英語学習にも応用できる「レバレッジ勉強法」とは

グローバル化の波の中、国内外を問わず英語を使った交流が増えることが予測されています。

将来のために、小さいうちからお子さんに英語を触れさせるというご家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、土曜授業の復活やさまざまな習いごとによって、子どもたちの英語にかけられる時間もそう多くありません。

ここでは、短い時間でも効率よい学習ができる「レバレッジ勉強法」をご紹介します。

レバレッジ勉強法とは?

投資やインターネットの世界で耳にすることも多い「レバレッジ」

レバレッジとは機械などのレバー、てこの原理を指しています。

「少しの労力で大きな成果を得よう」というのが、レバレッジ勉強法の基本方針です。

しかし、手を抜くというわけではなく、レバレッジ勉強法の肝は「本質を理解する」ことにあります。

「個別の例文を丸暗記していく」という従来の勉強法では、少し例文と異なる場面に出くわすだけで訳が分からなくなってしまいます。

一方、レバレッジ勉強法では、多くの文章に使われる基本原理のみを覚えることで、より多くのパターンに対応することができるのです。

レバレッジ勉強法の実践法

英語学習にも応用できる「レバレッジ勉強法」とは

先述の通りレバレッジ勉強法は、物事の本質を理解することからはじまります。

英語を使っていくために最低限理解すべきものは「品詞」と「文型」です。

まず、英語の基礎的なルールを再確認しましょう。

8つの品詞「名詞」「動詞」「助動詞」「形容詞」「副詞」「接続詞」「前置詞」「間接詞」の違いを把握します。

同時に、S(主語)・V(述語動詞)・O(目的語)・C(補語)・M(修飾語)からなる5つの文型を覚えましょう。

どのように複雑な構文であっても、英語は5文型いずれかの形になっています。

この基本5文型さえ押さえてしまえば、どのような文章にも対応することができるわけです。

レバレッジ勉強法によって品詞と構文を押さえたら、後は自分のやりやすい方法で思い思いに勉強しましょう。

最初は「通勤時間中にリスニングをする」「TVを見ながら単語帳を開いてみる」といった「ながら」でかまいません。徐々に勉強を習慣づけることがポイントです。

構文が分かれば話の組み立て方も分かる?

「たしかに文法は試験や受験勉強でも使うけど、会話をするときに役立つの?」といった向きもあるでしょう。

しかし、構文や品詞といった構文の仕組みを理解しておくことは、コミュニケーションにも役立ちます。

例えば、相手の話の一部が聞き取れなかったとき、文型を知っていれば聞き漏らした単語の品詞は推察することができます。文脈によっては、さらなる特定も可能になるでしょう。

日本語は語順を入れ替えながら、意味はそのままといった表現が可能です。

一方、英語は語順が入れ替われば肯定文が疑問文になったりと、意味自体が変わってしまうことがあります。

文型の基本を理解しておくことで、会話の不具合を避けることができるのです。

基本があってはじめて応用はあります。

ものごとの本質、基本を理解することがスタートにある「レバレッジ勉強法」だからこそ、高い学習効果が期待できるのです。

とはいえ、最初のうちは子どもだけでの勉強は難しく、構文や品詞の理解などで大人のフォローも必要になってきます。

親が勉強している姿は子どもにとって勉強への意欲を高める働きもあるため、親子で一緒に英語に取り組んでみるのも良いのではないでしょうか。


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