小さな頃の短期留学は「子供の英語力」に何を与えるの?
「かわいい子には旅をさせよ」という言葉の通り、子供はさまざまなものを見たり経験したりすることで大きく成長をします。
それは、人間性に関してだけでなく英会話力についても同じことがいえます。
たとえば短期留学もそのひとつ。
短期留学が子供の英語力にどのような影響を与えるのか、また小さい子供が海外で自然と英語に触れ合うにはどのような方法があるのかをご紹介します。
短期留学では子供の英会話力にどのような変化を与えるの?
英会話力などの英語力をアップさせるなら、長期的な留学を考える方は多いです。しかし、なかなか長期留学を子供にさせるには、親御さんも大きな決心を必要としますよね。
その点、短期留学なら長期留学よりもハードルが低いため、前向きに考えられる方は多いでしょう。
さらに、小学生くらいの年頃の1~3週間ほどの短期留学でも、英語力や英語に関する向上心が大きくアップするといいます。例えば以下のような変化があげられます。
●今まで注意されていた発音が上手にできるようになった
●ちょっとしたスペルミスがなくなった
●単語ごとではなくセンテンスで文章を読めるようになった
●学校の授業が簡単に感じるようになった
●もっと英語を勉強しようと思うようになった
日本では、同じくらいの学年で似たレベルの英会話を学習していることが多いです。
しかし、海外に行くと同じ位の年齢の子が英語をペラペラとしゃべっている姿を目の当たりにするようになります。それが、大きな刺激となり子供の競争心や向上心を刺激するのです。
また、短期留学を経験することで「英語を話せないと友達と仲を深められない」といった不自由さを感じることも、子供に英語学習の積極性を持たせるのに役立ちます。
小さなお子さんは自然と英語に親しめる「キッズプログラム」を
4~5歳前後の小さなお子さんの場合は1人で短期留学に出せませんので、親子留学や家族留学といった方法をとるのが一般的でしょう。けれど、仕事や家庭の事情などで長期休暇が取れない方もたくさんいます。
そんな場合は、家族で数日海外旅行に行った時にホテルのキッズプログラムに参加させてみてはいかがでしょうか。
キッズプログラムの一例としては、ホテル内の一室に遊具などを用意していたり、プールやマリンスポーツなどの体験プログラムを用意しているなどさまざま。どのようなキッズプログラムがあるかを基準に宿泊先を選ぶのも良いでしょう。
参加させるにあたって、子供の英語力を不安に思う親御さんも少なくありませんが、小さいうちは「英語がうまく話せない」といった恥じらいを持たずに周囲とコミュニケーションを図ろうとします。
また、遊びを通して積極的に海外の子供と交流することができるので、自然と英語に親しむ機会を得ることができます。
海外でのコミュニケーションを経験させることで「英語を学ぶ重要性」や「英会話の楽しさ」を実感させることができます。
そのためにも、小さな頃から日常的に英会話スクールやオンライン英会話で英語力を磨いてはいかがでしょうか。
「まだ子供は小さいし……」と尻込みするのではなく、きちんと準備をして海外に送り出してみてはいかがでしょうか。