「英語を書く」ことで「英会話力のアップ」が期待できる!
英会話力をアップさせるには、リスニング力やスピーキング力の向上が大切。
そういった考えから、お子さんのライティング力の向上が後回しになってしまっている親御さんもいらっしゃいます。
しかし、ライティング力も英会話力を伸ばすうえで大いに役立つことをご存じでしょうか。
今回は、ライティングトレーニング方法のコツをご紹介します。
英語を書くことで、「英語でどう考えるか」といった思考を鍛えることができる
日常会話では文法をしっかりとおさえていなくても、ジェスチャーや単語で大体の言いたいことを伝えられます。しかし、文章ではそうはいきません。
そのためライティングでは、言いたいことや考えていることを頭の中でまとめて、文字にすることが求められます。
文字にするか口にするかの違いですが、英会話でも重要となる「思考する力」がライディングで鍛えられるのです。
最初は単語を中心とした文章しか考えられなくても、慣れてくると主語や述語などを意識して文章を組み立てられるようになります。
それにより、「嬉しい」といった単純な表現だけでなく「あなたのその気持ちが嬉しい」といったように、自分の気持ちをより具体的に相手に伝えられるようになるでしょう。
ライティングトレーニング方法
見ながら書き写す
英文を見ながら書き写すことから始めてください。
簡単な物語やエッセイ、参考書などで構いません。最初は簡単で理解しやすい文章を書き移すようにしましょう。その際は単語ごとに書き写すのではなく、文節もしくは一文ごとに書き写すようにしてください。
また、知らない単語や表現があれば、その都度辞書で調べましょう。
暗記をして書き写す
書き写した文章の意味が理解できるようになったら、今後は5行程度を目安として暗記をしましょう。そして、暗記をしたら本文を見ることなく文章を紙に書き起こしてください。
とにかく数をこなすことを心がけましょう。
英語で日記を書く
慣れないうちは一行でも構いません。毎日起こったことや感じたことなどを英語で書くようにしましょう。
その際は、できるだけ違う内容にすることです。その日のニュース、友達のこと、食事のことなど内容を変えて具体的に説明することがポイントです。また、なぜ自分がそう思ったのかを、理由を交えて説明する癖を身につけることも大切です。それにより、単語だけで終わらずに文章をきちんと組み立てられるようになります。
自分が書いた英語の文章をチェックしてもらおう
文章を書きっぱなしでは、間違いに気づくことができません。そのままでは、間違った文法を覚えてしまう恐れもあります。
そのためにも、自分やお子さんが書いた英語の文章は英語や英会話の先生にチェックしてもらうと良いでしょう。周りに頼める方がいない場合はオンライン英会話を利用するのもひとつの方法です。オンライン英会話なら、一般的な英会話学校よりも価格も安いところが多く、長期的に続けやすいメリットがありますし、英語の先生としてのスキルをチェックしているところを選べば安心です。
文法的に変なところはないか、スペルは正しいか、言いたいことが伝わっているかなどを見てもらってください。1人きりでやり続けるのと違い、モチベーションの維持にも繋がります。
ライティングは大変ではありますが、自分のペースで学習することができます。
将来、子供を世界で活躍させたいと願うなら、英会話力の基礎となる考える力を小さなうちから養ってあげてはいかがでしょうか。