ボードゲームで子どもと楽しく英語を学ぼう【ボードゲーム3選】
英会話スクールや語学学校の授業で用いられることが多い、英語で書かれたボードゲーム。
ボードゲームは、学校だけでなく家族みんなで楽しく英語学習するのにピッタリのアイテムでもあります。
今回はおすすめのボードゲーム3つとその内容や特徴を分かりやすくご紹介します。
英語のボードゲーム入門編は「The Game of Life(人生ゲーム)」
日本人になじみ深い人生ゲームは、実はアメリカ生まれ。英語版の人生ゲーム「The Game of Life」なら、英語が苦手な親御さんでもだいたいのルールを知っていることが多いのでトライしやすいでしょう。
職業やお家の説明は当然英語ですが、お金の単位がドルになっていたり、お給料日が「Pay Day」、保険が「Insurance」といった程度のレベルなので、英語が苦手でもストレスなく遊べるはずです。
コマやカードの絵柄にキャラクターが描かれているThe Game of Lifeのミニオンズバージョンもあるので、ミニオンズが好きなお子さんはこちらを選んであげるとより親しみやすいでしょう。
英単語の語彙力を増やしたいならボードゲームの「Scrabble(スクラブル)」
ボードゲームのなかでも特にアメリカで人気があるのが「Scrabble」です。これは世界中で英語学習の教材としても販売されているほどメジャーなもの。ある程度英単語力が身についていたり、スペルを正確に書けるレベルになっていない場合は辞書を片手に遊ぶのがおすすめ。
ゲームルールは簡単で、いかに手持ちのある文字を使ってクロスワードパズルのように英単語を完成させるかというもの。それによって得点を競うのです。
ゲームに勝つためには英単語やスペルを覚える必要があるので、自然と英語が身につきます。
ただ、小さいお子さんの場合はScrabbleだと難しすぎる恐れがあるので子ども向けの「junior Scrabble」から入るのが良いでしょう。レベル別で2種類のゲームができるようになっているので、英語が苦手な親御さんでも一緒に遊べるはずです。
ボードゲーム「Taboo(タブー)」は言い換えを英語でおこなうゲーム
「Taboo」では2チーム以上に分かれて遊びます。チームの代表者がカードを一枚引いて、そのカードに書かれているワードを説明して、仲間に当ててもらうというもの。時間内に当てた数が多ければ多いほど得点が高くなるといったルールです。
例えばカードに「Pancake」と書かれていたら、英語で「This food is light and fluffy.」などと説明して「Pancake」という答えを引き出します。
ただし、カードには使ってはいけないタブーワードが書かれているのでそれをいかに使わずに説明するかがカギとなります。例えば「Pancake」のタブーワードが「Breakfast」「Maple syrup」「Flour」と書かれていれば、「Breakfast」「Maple syrup」「Flour」を使わずに「Pancake」という答えを引き出すことになります。
小さいお子さんには難しいのでその場合はタブーワードを使っても良いルールに変えるのもひとつの方法です。
英語のボードゲームは種類が豊富ですが、まずは分かりやすいものやトライしやすいものからチャレンジしてみて下さい。
英語に慣れてきたら「ゲーム中の会話は英語だけ」というルールを設けたり、「Taboo」のように家族内で英語のクイズを出し合ってみるのも良いでしょう。
海外で主流のボードゲームを経験しておけば、留学やホームステイに行ったときの会話のネタにもなります。
ときには家族で笑いながら英語を学んでみてはいかがでしょうか。