海外の大学に進学するのもあり! 大学の種類と得られるスキルとは?
「将来、世界で活躍して欲しい」「国際人としてのスキルを身につけて欲しい」このような願いを持つ親御さんなら、早いうちから子どもの大学進学について考える必要があります。
今や日本の大学でも英語で授業をおこなうところが増えてきましたが、世界を目指すのであれば、国際人としてのスキルを磨ける海外の大学進学を視野に入れても良いでしょう。
海外の大学にはどのような種類があるのか、また海外の大学だからこそ得られるスキルをご紹介します。
海外の大学の種類
海外の大学と一言でいっても、国によって制度が異なります。
今回はプリンストン大学やハーバード大学、コロンビア大学など有名大学があるアメリカや、留学先として人気の高いカナダにある大学の主な種類をご紹介します。
●英語力に自信があるなら4年制大学
高校卒業後、アメリカやカナダの4年制大学に入学希望の場合はTOEFLのスコアが必要となります。必要なスコアは大学によって異なりますが、それ以外でも大学に提出するレポートのリサーチや書き上げるだけの語学力が必要となるでしょう。
4年制大学の種類としては以下のものがあります。
・幅広い分野を学べる総合大学
・一般的な教養と人間性を育むリベラルアーツ・カレッジ
・美術や音楽、工科など専門分野に特化した専門単科大学
●2年制大学で英語力を磨いてから4年制大学へ編入するのもあり
希望する4年制大学入学に必要なTOEFLスコアを取れなかった場合でも、諦める必要はありません。まずは2年制大学に入って英語力を磨きつつ、良い成績を修めて4年制大学に編入するという方法があります。
2年制大学は、私立のジュニアカレッジと公立のコミュニティカレッジに分けることができます。日本の短大のような特徴があるジュニアカレッジに対し、日本人が多いコミュニティカレッジは授業料も安く、入学しやすいといった面があります。
海外の大学だからこそ得られるスキル
●世界に通用する学歴
日本のトップクラスの大学でも、世界大学ランキング100位以内に入っているのはほんの数校です。一方、アメリカには日本の4倍もの大学がありますが、その多くが100位以内にランクインしているのです。
学歴が全てではありませんが、世界で活躍するうえでは国内外を問わず通用する学歴を手に入れることも大切です。それにより、世界トップクラスの企業へも就職しやすくなるでしょう
●多用な価値観や高い人間性
日本とは違い、多様な人種が暮らす海外ではさまざまな価値観が身についたり、見知らぬ土地での苦労により人間性が磨かれたりします。大学の勉強と並行しながら英語力を磨き、友人を作ったりしながら生活していくことは並大抵のことではありません。
しかし、それを乗り越えることでストレス耐性も身につきますし、自信や自己管理能力も身につきます。
●学びたいことを学べる
日本では大学入学時に専攻を決める必要がありますが、アメリカでは専攻科目の履修は3年目からです。さらに、専攻を変えたくなったら履修する科目を変えるだけなので、そのとき本当に学びたいことを自由に学ぶことができる土壌が整っているといえます。
また、記憶力を重視するのではなく、分析や決断するために必要な「考える」ことに重きを置いた教育なのも大きな特徴です。知識や教養をどう活用し答えを導くか、といった思考力や発信力を鍛えることができます。
子どもの将来の選択肢を広げるうえで、英語力は欠かせません。
海外の大学に行くという可能性を奪わないためにも、小さいうちから英会話に触れさせる機会を設けてあげてはいかがでしょうか。