英会話の基本単語の覚え方!英語初心者の子どもが英単語を身に着ける方法とは


1子どもに英語力をつけさせたい親は多いですが、教え方を間違えてしまうと子どもに苦手意識を持たせてしまう恐れがあります。
子どもに興味を持ってもらうためにも、まずは「英語ができる」と思わせることが重要です。そこでカギとなるのは英単語です。
英単語は英会話力をつけるための第一歩なので、英語初心者の子どもも楽しく継続して単語を覚えられるような環境を作っていきましょう。

まずはここを目標に!覚える単語は3000語を目指そう

英語にはいくつもの単語があり、ネイティブの成人でおよそ25,000〜32,000語程度を覚えているといわれています。
しかし、実際はネイティブのように何万語も覚える必要はなく、日常会話で問題がないレベルに達するためには英単語を3,000語程度覚えれば良いと考えられています。そのため、日本の学校教育では高校卒業までに3,000語を覚えられるようにカリキュラムが組まれています。
なぜ数万語もの単語を覚えているネイティブに対して数千語で対応できるのかというと、日常会話では専門的な言葉はあまり使用されず、また平易な単語の組み合わせでも意味が通じる文章を作ることが可能だからです。例えば、「resemble」という単語は「(人物事)に似ている」という意味になりますが、父母や祖父母など年長の親族と似ていると言いたい場合は「take after A(Aに似ている)」でも代用できます。「resemble」という単語を知らなくても、簡単な単語で相手に言いたいことを伝えることはできるのです。
無理に難しい単語を子どもに覚えさせなくても良いと頭に入れておくと、楽しく英会話を学ばせることにつながります。

単語帳は同じものを繰り返し使って確実に覚える

英単語を覚えるために単語帳は大変役立ちます。
単語帳の上手な使い方は、何冊も購入して1冊終われば次の単語帳に移ることを繰り返すのではなく、子どもに合った単語帳を1冊選び抜き、ほとんど覚えてしまうくらいまで繰り返し使うことがポイントとなります。英単語を覚えるときはただ単に単語を頭に詰め込むのではなく、単語のイメージをつかみながら覚えることが大切です。
「in」には「〜の中に(へ)」という意味がありますが、360度何かが周りを覆っているイメージです。「on」は「〜の上に(へ)」と覚えている人も多いかもしれませんが、必ずしも何かの上に乗っているわけではなく、イメージとしては何かに触れているというほうが近いです。イメージをきちんと把握していれば、「in time」と「on time」の違いなども自然とわかってくるでしょう。
英単語を覚えるには、インプットだけでなくアウトプットする必要もあります。実際に声に出して発音したり自分で例文を考えて話したりすることで複数の感覚が刺激されるため、より情報が脳に定着しやすくなります。

スマホやタブレットのアプリを活用して楽しんで勉強

現代のツールを駆使することも、子どもに英会話への興味を持たせるためには役に立ちます。
スマホやタブレットには英単語を覚えるためのアプリがたくさんあり、ゲーム感覚で楽しく単語を覚えることもできます。アプリだと起動するだけですぐに学習を始められるため、机に向かって勉強するよりも始めやすいのがメリットです。
紙の教科書とは違い、アプリは動いたり音が出たりするため、こちらも脳をほどよく刺激し記憶の定着を助けてくれることでしょう。

ある程度覚えたら発展!単語を応用して覚える方法とは

英単語をある程度覚えたら、だんだんと意味が全くわからない単語が少なくなっていきます。なぜなら、新しい単語に出会ってもすでに知っている単語との共通点を見つけられれば意味が推測できるようになるからです。単語をある程度覚えた後のステップがこの推測力を付けることで、推測できるようになれば飛躍的に英語学習が楽しくなっていくことでしょう。
例えば、「pre-」(前の、前もって)、「un-」(反対の)、「dis」(打ち消し、反対)などの接頭辞を把握すると、単語の意味をぼんやりとでもつかめるようになります。「like」(好き)に打ち消しの意味がある「dis」がつくと「dislike」(〜を嫌う)だと推測できれば、たとえ「dislike」を初めて聞いたとしても戸惑わずに済むでしょう。
また、ひとつの名詞を覚えたら形容詞を関連付けて覚えることも学習効率を上げるための効果的な方法です。名詞「memory」(記憶、思い出すこと)は日常生活でもたびたび耳にする単語です。しかし、形容詞「memorial」(追悼の、記念の、記憶の)や「memorable」(記憶すべき、忘れられない)はあまり触れる機会がない単語のため、とっさに意味を思い出せないかもしれません。そのような場合でも、「memory」と似ていることや形容詞であることを見つけられれば、意味を理解するのがそれほど困難ではなくなります。

無理なく楽しく英単語を覚えよう

英単語は覚え方にコツがあるので、ポイントを押さえながら学習すれば短期間にいくつもの単語を記憶するのはそれほど難しくはありません。
単語のイメージや関連付けを徹底すれば、ひとつの単語を覚えることで10個の単語を覚えたにも等しい効果を生むことができます。また、子どもが英語を好きになるように楽しく学習させることも重要です。英会話が得意になるためにも、コツを押さえた単語学習を行っていきましょう。


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