【英語を使う仕事5つ】子どもの夢を広げよう!
お子さんの将来の夢は何でしょうか。近年では小学生の男の子だとスポーツ選手が、女の子だと医療従事者が人気を集めています。
こういった人気の職業だけでなく、現代の子どもが仕事に就く頃には今よりもさまざまな分野で英語のスキルが求められようになっているはずです。
子どもの可能性を広げるために、まずは親御さんが英語を使う職業について知ることから始めましょう。
英語を使う仕事1「日英通訳者」
日英通訳者と一言でいっても種類はさまざま。
一例をご紹介すると、国際会議やセミナーなどでの「同時通訳」や商談や会議などでの「逐次通訳」、インタビューシーンなどでよく見る「ウィスパリング」などがあります。
日英通訳者になるには、英語のスキルだけを磨けば良いわけではなく、「相手が言ったことを100%正しく理解し解釈する」「そのうえで翻訳する」という高い集中力や正確性が必要です。
他にも、相手の言ったことを記憶に留める「リテンション」という特殊な技能や、その国の文化に関する知識、会話における微妙なニュアンスをきちんと伝える能力などが求められます。
英語を使う仕事2「日英翻訳家」
私たちにとって身近な翻訳の仕事といえば、小説などを訳する「出版翻訳」や、映画やテレビなどを訳する「字幕翻訳」ではないでしょうか。その他にも、企業などから依頼され論文やビジネス文書を訳する「実務翻訳」などがあります。
日英翻訳家になるためには英語のスキルはもちろんのこと、長時間机に向かえる集中力、翻訳上必要になる調査の実行、異文化や歴史などを学び続ける知的好奇心が必要だといえるでしょう。
英語を使う仕事3「全国通訳案内士」
全国通訳案内士の業務としては、訪日外国人観光客に対する観光案内やホテルや旅館などの手配、お土産や買い物などにおけるアドバイスなどさまざまです。
全国通訳案内士としての英語力だけでなく、観光客に楽しんでもらうことができるコミュニケーション能力や観光する土地や歴史に関する知識などが求められます。全国通訳案内士に対して、特定の地域の地理や歴史、文化などに精通した「地域通訳案内士」という仕事もあります。
英語を使う仕事4「航空業界での仕事」
パイロットをはじめ、航空管制官、キャビンアテンダント、グランドスタッフ、機内通訳者など航空業界において英語を使う仕事は多岐に渡ります。
航空管制官は英語でのやり取りが基本となるため、高い英語力が必要となるでしょう。
一方でパイロットになるには、前提条件として規定されているTOEICの点数を獲得すること、場合によっては英会話による面接をクリアする必要があります。そのうえで、国内線か国際線によって多少の違いは出てくるものの、専門用語の使用や管制室などからの指示を正確に聞き取る高いリスニング力が求められるでしょう。
英語を使う仕事5「英語教師」「英会話講師」
英語教師といっても、教える学校が中学校か高校かで大きく内容は変わってきます。中学や高校で教えるためには、教職免許が必要になるだけでなくそれぞれの受験対策に役立つ英語の知識が求められるでしょう。
一方で、英会話講師は子どもからビジネスマンなど、ターゲットとなる年齢に幅があります。
年齢層に相応しい指導をおこなえる能力と、流暢な英語の発音や正しい文法などを身につけていることが必要です。
グローバル化社会において、さまざまな職業における英語の重要性はさらに高まりを見せることでしょう。子どもの可能性を広げるためにも、小さなうちからオンライン英会話などで、英語に親しみを持たせてはいかがでしょうか。