子どもが英語学習にやる気を見出す方法は?

国際化が進むにつれて、英語の習得があらゆる場面で重要視されるようになっています。親の立場としては、早めに英語に慣れさせたいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、早期英語教育を始めても、子どものモチベーションが下がってしまうと、学習を継続させるのが難しくなりますよね。
そこで、子どもに英語学習へのやる気を持たせるにはどうすればいいのか、アンケートを取ってみました。
英語は学習ではなく、遊びで身に付く!
アンケートの結果、遊びで英語と触れさせるという意見に次いで、子どもを褒めるという意見が多く挙げられました。
・音楽やダンスが多いDVDなど、楽しく学べるものを利用することがお勧めです。(30代/女性/会社員)
・子供と一緒に英語の歌や音楽、ダンスのDVDを見たり歌ったり、歌ったりダンスを踊ったりする(30代/女性/専業主婦)
・ただ英語を話してるだけの教材ではなく、好きなキャラクターや知ってるキャラクターが出てきて歌や踊りで英語を覚えられる教材がいいです。(40代/女性/専業主婦)
・英語のテレビ番組を見せたり、ディズニ-など子供が好きそうな映画のDVDを見せたりして自然に英語に触れさせる。(50代/女性/会社員)
・しまじろうの教材ですが届くのをとても楽しみにしています。親も大げさに褒めてあげたり率先して本を読んだりDVDをかけたりします。小さい頃に英語を聞かせると不思議なくらい発音が良いです。ネイティブな英語が身に付くみたいです。(50代/女性/専業主婦)
・英会話を少しでも話したら、たくさん褒めてあげることがポイントです。(40代/男性/自由業・フリーランス)
英語を勉強させるのではなく、遊びの中で英語と触れさせる方法が最も多く支持されています。そのために、映像や教材を利用している人が多いのですが、どうやら子どもの好みでそれらを選んでいるようですね。自分の好きなことや物を通すことで、無理なく英語を受け入れられるようになるのかもしれません。子どもを褒めるという意見も多かったのですが、褒める基準は決して高くないようです。小さなことでも褒めるようにすると、子どもは喜びや達成感を得やすいので、やる気が失われにくくなるのでしょうね。
大切なのは、英語への興味と自主性
今回の結果では、子どもが自主的に英語に触れるようになる方法が多く挙げられました。学習を強制するのではなく、日常生活の延長で英語と触れ合えるような環境作りが大切なようです。教材には、子どもが興味を持っているキャラクター等を利用することで、子どもと英語を無理なく結び付けられるのだと考えられます。そして、褒めるハードルを低くしておくことで、子どもの「もっと褒められたい」という気持ちを刺激し、次のステップへ進みやすくしているようです。その結果、自主的に英語に触れさせることへ繋がるのでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:【子供】有り
■調査期間:2017年01月13日~2017年01月27日
■有効回答数:100サンプル