実際に聞いてみた!親が子どもの英語学習で後悔していることとは!?

英語力が求められることの多い現代では、子どもに早くから英語を学ばせたいという親は多いでしょう。専用の教材や塾もたくさんあり、どのような勉強方法が良いのか迷ってしまうほど情報が溢れています。せっかく英語を学ぶなら、将来子どもの役に立つような学習をさせてあげたいですよね。しかし、そのために注意すべきことを判断するのはなかなか難しいものです。そこで今回は、「子どもに英語を学ばせるときに後悔したこと」についてアンケートを取ってみました。
勉強の内容や塾選び・・後悔しそうなポイントはこんなにある!
【もっと実践的な英会話を学ばせれば良かった】
・小さい頃からもっと耳からの情報を入れてあげればよかった。自分の時代には、読み書きができればよかったが、今は聞けて話せないと役に立たないと思う。(30代/男性/会社員)
・講師・先生がネイティブのところに通わせなかったこと。どうしても日本人の発音は違うみたいなので。(50代/男性/専業主夫)
・学校で英語を教えられる前に、ネイティブの英語に触れる体験をさせなかったことです。ホームステイか留学をさせればよかったです。(50代/男性/自由業・フリーランス)
学校や受験では文法の知識はとても役立ちますが、何よりも「会話」ができた方が将来の選択肢が広がりそうですよね。学校での英語学習は受験対策が中心となるので、どうしても読み書きの練習に偏りがちです。聞き取りや発音の上達のためには実践を積むことが必要なため、子どもが幼い頃から本物の英語に触れる機会を作ってあげたいですね。
【会話だけでなく文法の勉強もさせれば良かった】
・自然に英語を耳にするような環境に心がけたが、親ももっと子供に積極的に関与し、文法、作文もきちんと教えるべきだった。(50代/男性/会社員)
・会話中心から学ばせたので、受験の英語にはなっていませんでした。日本語への訳の仕方や 文法などについては苦手のようです。(40代/女性/自営業(個人事業主))
・アニメーションでの学習ばかりでしたので、楽しみすぎて文法などの学習に嫌悪感を与えてしまっています。(30代/男性/会社員)
会話の練習ばかりになってしまうことにも、デメリットがあります。英会話は重要ですが、子どもが成長するにつれて文法の学習は避けて通れないものとなります。せっかく会話が得意でも、学校の英語でつまずいて英語そのものが嫌いになってしまうケースも少なくないようです。子どもに英語を学ばせるなら、会話と読み書きのバランスをよく考えた方が良いでしょう。
【教材や塾が合わなかった】
・最初に多くの教材を購入し、それを親が使いこなせないのでほぼ無駄にしてしまった。(40代/女性/会社員)
・幼児期に英語に興味を持っていたので、毎月届く英語の教材をはじめました。 しかしその教材が子供に合わなかったのか、教材が届く度に英語から離れていきました。 覚えた英語はその後全て忘れてしまいました。教材費が無駄になったかなと少し後悔しています。(40代/女性/専業主婦)
・6才から8歳頃まで英語教室に通っていたのですが、子供が英語の宿題をさぼるなど、英語に対して興味がなくなってしまったので、私がもう少し熱心に宿題を見てあげるなどしてあげられたら良かったかなと思いました。(40代/女性/パートアルバイト)
英語の教材や塾にお金と時間を掛けても、それが子どもに合うとは限りません。教材を使いきれるかどうか・塾の指導について行けるかどうかなどを事前に判断するのは難しいですが、入会前によく考えた方が良いかもしれません。また、子どもが英語に興味を持ち、進んで学習できるように親がサポートすることも大切です。
【もっと早く勉強を始めれば良かった】
・やはり年齢的にもう少し早くからやらせた方がよかったのかなと考えるときはあります。(50代/男性/会社員)
・習わせる年齢がもっと早かったらと思います。恥ずかしいという気持ちが出る前に習わせておけば、気後れせずにもっと英語が話せたかもと思っています。(40代/女性/専業主婦)
・もっと早いうちから英語に親しませておくべきだったと思う。英語が勉強になってからでは大変だと思うから。(30代/女性/専業主婦)
英語学習の経験がないまま学校での勉強が始まってしまうと、子どもも英語に馴染みにくいようです。特に英会話は実践的な練習によって上達するので、できるだけ早いうちから学習を始めるのがベターではないでしょうか。何事も受け入れやすい幼い頃から発音を訓練することで、成長してからも英語が生活の一部になるかもしれません。
将来の訳に立つ英語はどうしたら身に着く?親の支えは必須!
いかがだったでしょうか。子どもに英語を学ばせるときにまず気を付けるべきなのは、学習内容が会話や文法のどちらかに偏りすぎないようにすることです。将来役立つ機会が多そうなのは会話ですが、学校のテストや受験で困らないためには文法の勉強は欠かせません。子どもが途中で英語嫌いにならないよう、バランスの取れた学習をさせることが大切です。また、子どもが飽きないうえに親がサポートしきれる教材や塾を選ぶためにも、事前によく情報収集と検討をしましょう。社会で生かせる英語を身に着けるには、適切な教材を使って、会話と文法を極力早いうちから学ぶことが必要です。子どもの将来のために、良い学習環境を作ってあげて下さいね。
■調査地域:全国
■調査対象:【子供】有り
■調査期間:2016年11月17日~2016年12月01日
■有効回答数:100サンプル